国内政治&経済の世界

2010/02/28

2.26事件から74年

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

金曜日の2月26日は、今から74年前に2.26事件があった日でした。

親の世代がやっと生まれていたころなので、文書で知るだけですが、昭和天皇が相当に怒ったとか。今でいう、「文民統制」を無視、破壊した行為だったからでしょう。

時代背景に、経済不況、財政難による軍事費の圧縮、市場経済の維持があり、それを完遂しつつあった高橋是清蔵相への憎悪がありました。不平不満を、一部政治家に向けた軍部が、後先を考えず暴走したわけです。それも、陸軍の上層部が理解をすると思い込んでのクーデターでした。

なんだか、今の日本と似ています。うまくいかない経済を、市場経済のせいにする。官僚統制にして自分たちでコントロールできると思っている。そして、それにお墨付きを与えてしまった民主党。

経済をしらない人に政治を任せるのは危険です。

民主党のバックには経済学者がいない。

軌を一にして、今の日本の学術界は政治学ばかりが栄え、経済学が急速にしぼんでいます。2.26事件から74年たった現代においても、アンチ市場経済的な愚かな政策を許す背景があるのです。

金曜日から土曜日にかけ、雨を眺めながらそんなことを考えておりました。

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2010/01/12

渡辺喜美著『民主党政治の正体』

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です

私のところに、突然『民主党政治の正体』(角川SSC新書)というご本が送られてきました。著者は、あの、みんなの党代表、渡辺喜美先生です。

驚きつつも早速拝読。

すぐ読めちゃいました。

これまでの先生のご著書の中でも、秀逸と感じました。

図解と表が充実しており、文章が非常にこなれている。
新しく成長戦略が記述されている。
統計の数字が新しく、新資料に基づいてかねてからの持論を展開している。
1940年から続く官僚制の歴史が記述されている。

といったところが見て取れました。

そして、最後のところに、アラ! 私の名前が。

日経ビジネスオンラインで私が書いた
「「みんなの党」って案外いいんじゃない?」が、先生本人も知らないところで書かれていたこと、
でもその記事が年間アクセスランキング8位に入ったこと、
「民主党の「脱官僚」なんて口ばかり」を参考文献にしてこのご本を書かれたこと、
など書いてありました。

ははあ、それで私のところに送って下さったのですね。

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2010/01/10

Twitterブームに火をつけたのは政治

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

鳩山首相が年始早々Twitterを始めて、私は早速フォローしています。

民主党もみんなの党も自民党も、政治家のTwitterはブームです。落選中の元政治家も挽回を図っていそしんでいるようです。

世界のブログの約4割が日本語で書かれているそうですし、短い言葉で意思伝達をこまめにするTwitterとかブログとか、SNSは、日本人が好むのでしょうか。

秋から始まったTwitterブームは、間違いなく、政治家が牽引しています。政治家はファンを増やそうとTweetする。民間人は政治家の声が聞きたくて、Twitterに参加する。そういうつながりが日本にできました。

Twitterはみんなの党の浅尾議員が早く導入していました。

そうとは知らず、昨年8月、『「みんなの党」って案外いいんじゃない?』の記事の中で、「渡辺代表はiPhoneを持ち歩いて」なんて書いてしまいました。

選挙後は、みんなの党自身がTwitterを始め、柿沢議員も始め、かなり人気のようです。

いくつかのTwitterを見ますと、本気でけんかしたり、ブロックしたり、バトルする人たちもあり、や、コリャ怖いわ、と思います。

Twitterはスピードの世界。

ついていけるか。

やっぱり、おっかなびっくりです。

私のTWITTERは、↓こちらです。

http://twitter.com/YoshidaSuzuka

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2010/01/07

新しい桶に乗った年代モノの漬物石、藤井大臣

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

大臣、特に財務大臣は要職中の要職です。知識と経験はもちろん、体力も含めて高い「能力」が必要な職だと思います。

やはり、着任時77歳は、無理だったと思います。

アメリカの財務長官ほか経済閣僚を見れば、皆40代から50代です。

現政権にとって、それは、真新しい桶に先祖代々から伝わる漬物石を乗っけたようで、風格を示す原石だったのかもしれません。

一方、ご本人は100日あまりの重責を果たし終えて、これで十分と思うお気持ちもあることでしょう。ご疲れ様でした。

これから本番ですね、民主党。

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2009/12/16

これぞ危機

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

こういうのを「危機」と言うのでしょう。

普天間基地問題を先送りし、日米同盟より社民・国民新党との連盟を優先させる民主党政権がいかに日本を危なくしているか。フィリピンがクラーク基地を返還したあとに中国に領土を侵されたように、日本も・・・。小沢氏の訪中団があたかも露払いをして差し上げたかのようではありませんか。

外交はこちらが下がればアチラが出張るものです。アメリカが衰退したから今度は中国に擦り寄る? 中国に日本を守っていただく? あるいは日本独自で日本を守る?

何をどちらの方向にもって行こうとするのですか?

与党の議員さんたち、どうして影の党首に何も言わないのでしょう?特に新人議員の動きはメディアにも伝わってきませんが。

主張は記事で書くべし、がジャーナリストの本分と思いながら、我慢ができなくなりました。頭から湯気が出ているかのような気分ですが、一方で、周囲には冷気が充満して、わが身を凍らせようとしているかのようです。

そうそう、熱は月曜日の夕方には下がり、火曜日の夕方には本調子に戻りました。ご心配をおかけしました。

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2009/11/30

評価学会で怒り

日曜日、日本評価学会の全国大会に出席してきました。ODAの評価などに関心があって入会した学会でしたが、今回のセッションは、「政権交代とマニフェスト評価」というタイトルだったため、顔をのぞかせたのです。

新人の民主党議員の「マニフェストつくりに自分は関与していない。責任をもてない。米国と比べて日本の議会制民主主義は稚拙だ」と繰り返す卑怯な言い逃れに大いに立腹した私。質問したいと手を上げたのに「時間がないから」で断られ、頭から湯気を出したまま帰宅しました。

心優しい日本人は、責任を引き受ける覚悟がなく、説得力ある話し方もできない女性国会議員を許しちゃうのね・・・

朝カーテンを開けると、ガラスが温度差で曇っていました。私の頭から出た湯気が曇らせたのかしら?と、一瞬思いましたが、今日でもう11月も終わり。寒くなるわけです。

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2009/11/27

郵政民営化見直しのバカバカしさ

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

Twitterで知った、みんなの党代議士の柿沢さんのご案内で、昨日午後、党主催の公
開勉強会に行ってきました。

郵政民営化見直し法案のあまりのおバカぶりに言葉を失い、生類憐みの令に次ぐ愚法だと思いました。

内容はいずれNBOの記事にします。

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2009/10/20

『愚直の信念』を読んで

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

みんなの党の江田憲司さんの『愚直の信念』読んで、一国のトップの横で政治にかか
わった人ならではの、次元の高い信念が読み取れました。

どんな国でもトップを務めることは大変な重責を担うことです。それを「見た者」が
果たそうとする脱官僚政治を、私も見たいと思います。江田さんの仕事ぶりに改めて
関心を持ちました。

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2009/09/04

選挙に影響した「みんなの党って案外いいんじゃない?」

次期政府の内容が少しずつ報道され始めています。閣僚の名前はまだはっきりしませんが、ずいぶんと“斬新な”顔ぶれになるようです。選挙公約通り、圧勝した民主党だけではなく、社民党、国民新党らとも連立を組むとなると、人選は小出しにせず、一気に公表しないと、あとから苦情を言われて大変だろうと想像しています。

さて、選挙で意外だったのは、みんなの党が大変な勢いで票を獲得したことです。全国で300万票獲得し、その数字は組織票がある社民党とほぼ同じでした。もっと擁立しておけばもっと比例で議席が取れたのに、渡辺代表はそのあたりの事情について「お金がなかった」と、どこかの記者に言ったらしいです。

私も、このエピソードをメディアで読んで、渡辺さんに会ったことはありませんが、どんな人か興味をおぼえました。

300万票の獲得に、少なからず、私のNBOの記事「みんなの党って案外いいんじゃない?」が寄与したようです。選挙が終わってからぽつぽつと、友人たちが「鈴香さんの記事を読んでみんなの党に入れた人がたくさんいる」といってくるのです。

このような展開は全く予想外でしたが、嬉しくもあり、引き締まるようでもあり。いまさらながら、責任を感じました。

今週は自衛隊で訓練プログラムの一部として講和とファシリテーションをしてきました。
来週、再び向かいます。

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2009/08/31

民主党の圧勝

衆議院選挙が終わりました。
下馬評どおり民主党の圧勝です。

自民党の総裁選挙みたいに、圧勝させておいてすぐに引き摺り下ろしになることがないよう、国民が辛抱できるといいなあと思います。

しかし、私たちは100日間我慢することができるか?年金問題は100日待てるけれど、外交と防衛は待てません。即行していただきたいと思います。

日曜日の夕方、海外の友人たちが心配して、何度か電話をよこしました。日米関係、反テロ戦争の協調路線の行方が気がかりなようです。

私の選挙関連の執筆も、一段落させようと思います。
平常モードに戻る日が来ました。

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2009/01/20

農政改革担当相の誕生

農水省の石破茂大臣が、農政改革担当相を設置して自ら兼務することになったとか。大臣は対外的に改革に意欲を示しているようだ。

はてさて、NBOで書いた私の記事「農水省改革チームの提言は国家を動かすか?」となんだか連動しているような…。大見得を切ってココ一番を見せる歌舞伎役者さんには、「ヨッ、○○屋!」と、声をかけてあげないと。石破大臣にはさしずめ、「よっ、カイカクヤ!」であろうか。

鳩山総務大臣主導で、政府の地方分権改革推進委員会の第二次勧告を踏まえた国の出先機関改革の「工程表」を策定するプロジェクトチーム(PT)が今日付けで内閣府に発足したそうで、内閣府、総務省、財務省、国土交通省、農林水産省など8府省の職員がかかわるとか。あっちでもこっちでも「改革推進」である。船頭多くして船の漕ぎ時がわからない事態にならないといいが。

現内閣でどこまでやり遂げてくれるか、目を離さずにいよう。

昨日付けの新聞によると、やっとREITが日銀の担保適格債権になった。不動産担保が融資の中心になっている日本では、日銀のREIT買取は必要な金融政策だ。資産価値の維持につながるから。

しかし、農地に道路を開通させることで価値を持たせ宅地化し、売る、という農家の意図が、青天井に道路予算を吊り上げ宅地を供給しようとする勢力に味方する事態は、やめなければならない。本来関係ないはずの農地、不動産価格、道路、住宅政策が、連関して国家財政を食っていることは異常だ。問題点を整理して原稿にしていきたいと思う。

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2008/12/20

昨日12月19日(金)の出来事――日銀の利下げ、自衛隊での研修

 昨日やはり日銀が利下げをした。アメリカがすばやく16日に金利を0%に下げた後、そわそわしていたと思ったら早い決断だった。バーナンキFRB議長が守ろうとしているのは、担保価値。だから株価下落を支えている。日銀は日本での担保価値が不動産だということを分かっているんだろうか。金利だけいじって、不動産価格の下落に手を打たないから、信用収縮が起きている。

 もう一つ、昨日の出来事。

 朝霞にある陸上自衛隊中央即応集団で研修を受けてきた。丁寧なご説明と温かいおもてなしを頂いたと思う。議論もありきたりではなく、大変面白かった。ありがとうございました。

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2008/10/24

円が1ドル80円台に突入か?

日経ビジネスオンラインの吉田鈴香の「世界の中のニッポン」で言い当てた、日銀の失態が、現実になっている。今日24日の日経平均は8000円割れ、円は95円台だ。ロンドンでは午前10時45分の段階で、1ドル90円台に入ったとか。今日の終値は80円台に突入するかもしれない。

 日銀が何も行動を起こさなかったことは、市場では「日本だけが独立しているフリをしている」「じゃあ、買い浴びせちゃえ」と思っているかもしれない。日銀は、マーケットが金利下げを要求しているのが分からないみたいだ。

協調利下げをしておけば、「日本は先を読んでいる」「金融危機を感じ取って先手を打つ能力がある」とメッセージを発信できたのに。金利は下げ率が問題なのではない、サプライズが大事なのだ。

利下げできてもあと1回しかない。この状況で下げても、焼け石に水になるから現状維持か、それとも、やらないよりましか。効果は薄いがすぐにすべきだと思う。ここに加えて麻生首相が例の羽目ハズシ調の陽気さで増税を発表したら、一気に経済下降だ。どうする、日銀さん!

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2008/09/22

金融改革を元に戻そうとする愚

 金融改革は小泉首相時代の大きな遺産だ。財政投融資を原資とする特別会計予算枠を廃止し、小さな政府へといわば明朗会計化したのだから、評価してよい功績だ。それを国民もわかって大いに衆議院選で勝利を収めたのである。

 ところが、この小泉改革をいまだに受け入れられない旧自民党議員が作った国民新党と民主党が金融改革を元に戻すことで合意をして、先週後半に新たに政党を作る協議を進めた。正式には成立しなかったが、選挙協力は。約束したようだ。何と愚かな民主党。せっかく政権奪取の正念場だというのに、議席増やすためなら、あばら骨さらした貧乏神疫病神と手を組むらしい。「読売ウイークリー」9月21日号に掲載されている「小沢内閣」の顔ぶれ予想は、かび臭い家から出てきた往年のバンドメンバーみたいである。

 一方、21日午前中のテレビ番組に5人組で登場していた自民党総裁候補たちの中では、小池百合子が図抜けて面白い。「私が総裁になったら、40代の閣僚をずらりとそろえてみせます」という。この人たちをさしているのかなと、ある顔ぶれが頭に浮かぶ。小池さんの情勢を見切って勝負に出る豪胆さを思うと、多分本気でそういっているのだろう。それがまた、自民党の古株には受け入れられない。

首相は性格で選ぶものではなし。左肩に貧乏神、右肩に疫病神が憑付いたような民主党内閣よりも、はみ出し発言があるくらいの40代閣僚をそろえた小池内閣の方が魅力はある。旧態依然の政治をぶっ壊してくれる…かも。

政治家もメディアも選挙権を持つ老人の意見は聴くというのに、政治に口を出す余裕もない働き盛りの世代はメディアでインタビューを求められることもない。もっとも、本音を言っても電波に乗せられる内容ではないかもしれない。「赤ちゃんは日々お金も時間もかかるというのに、給料安くて育てられない。後期高齢者はいずれ死ぬ身なんだからどうでもいい」なんて、ね。

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