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2009/12/07

そのお金、あたしのに似ている

久しぶりのブラックユーモアです。

風が強くなるこの時期、思い出すことがあります。

ずいぶん昔の今頃の季節。
JRお茶の水駅でのこと。
自動券売機の前で切符を買おうとすると、ビュ~っと突風が吹いてきました。
かじかんだ指から札が離れてしまったのです。アーっ!!
千円札が飛ばされてふわ~と舞い上がり、それを追いかけて私は両手を挙げたり下げたりして走りました。
しばらくして、すい~っと、お札が地面に降りてきました。
あ、やった、早く取らなくちゃ!
・・・・と、その札をすばやくポケットに入れる人が!

その手の主を見ると、行商のおばちゃんです。
「ア、おばちゃん、その千円札、あたしのなんだけど」
エヘっ? さも驚いたように札を見つめるおばちゃん。

ニッタリ笑みを浮かべてお札を返してくれました。
「あたしのに似てたもんで」

知恵者だったな、おばちゃん。大きな籠に野菜など入れて売りに来ている女性でした。

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