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2009年7月

2009/07/31

ソマリア情勢:消えた報道

こんにちは!吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

ソマリアの現状をお伝えします。

ソマリアではジャーナリストは暗殺のターゲットにされ、壊滅的な被害を受けています。
そんな中、今週月曜日、新華社通信ソマリアに勤務する二人のソマリア人の動画が、グーグルで掲載されていました。Somalia: Reportersというタイトルがついていました。

変だな、と思いました。
命が危なくなることをどうしてやるのかな、と。

翌日、ヨーロッパの仲間から「先週、中国政府がモガディシュでアル・シャバーブと会合を開いた」と情報が入りました。

それが初の会合なのか、政府が来たのか“民間人”が来たのか、不明です。真偽も不明ですが、過去の実績から見て確度が高い情報です。

ソマリア人リポーターが顔を出して話す動画が流れたことと、この会合がむすびつきました。このソマリア人はアル・シャバーブの護衛を受けている。だから顔を出せたのだ、と。

ところが、月曜日に見た動画を探してももう消えてしまいました。
とっておけばよかった・・・

そして、国連安保理での会合で、中国がエリトリアをかばっている一件。
石油の利権を得るためには、本国の通信社を仲立ちに使ってテロリストと会い、スタッフの護衛をまかせるのか。そういう国がアメリカと共同声明を出している。それも、内容自体はよいものでした。

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2009/07/28

執筆&取材のご依頼

こんにちは! 吉田鈴香です。

問い合わせがありましたので、あらためて(プロフィール欄に記載しておりましたが、埋もれてしまっております)、ご案内いたします。

執筆もしくは取材のご依頼がある方は、

コメントに記入して、ご一報ください。

コメント欄に記入されても、非公開になっておりますので、ご安心ください。

あらためて、こちらから、ご連絡いたします。

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日経ビジネスオンラインにてコラム公開

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

日経ビジネスオンラインにてコラムを公開しています。

本日7月21日公開の記事は、麻生首相は靖国に行くか~自民党が大勝負に出る シリーズ「政界ガラガラポン」(4)です。政界ガラガラポンの第4弾です。

7月7日から執筆したシリーズ「政界ガラガラポン」。

シリーズ「政界ガラガラポン」(1)政府より強い自民党。問題は「党則」にあり

シリーズ「政界ガラガラポン」(2)民主第一党でも不安。人材不足が最大の問題

シリーズ「政界ガラガラポン」(3)景気対策、まだ「危機モード」で行くつもりですか?

シリーズ「政界ガラガラポン」(4)麻生首相は靖国に行くか~自民党が大勝負に出る?

第一弾からお読みいただけると幸いです。

吉田鈴香の「世界の中のニッポン」では、みなさまから、数多くのご意見をいただいております。

私の所感をぜひご覧ください。そして、ぜひコメントをお寄せください

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2009/07/23

ソマリア情勢:AMISOMとアル・シャバーブ激突

こんにちは!吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

ソマリアの現状をお伝えします。

昨日朝から夜8時まで、アル・シャバーブとAMISOMとがモガディシュ南部で大きな戦闘を行いました。特に午後の戦いはすごかったそうです。

死傷者数は夜の段階で明らかになっていません。

実はAMISOMはより攻撃的なマンデートNo.7に移行しようと族長らと計画していたところでした。それが、この攻撃を受けたことでNo.6のところで足踏みをしています。

どこかで情報が漏れたのでは?と私。

誰がもらしたか特定はできない、と族長。

族長は実は、ソマリアで初めてアル・シャバーブと交戦した人です。アル・シャバーブの戦い方を熟知しています。ですから、AMISOMには大事な情報源でありアドバイザーです。

敵は意外なところに潜伏しているのかもしれません。

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2009/07/21

日経ビジネスオンラインにてコラム公開

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

日経ビジネスオンラインにてコラムを公開しています。

本日7月21日公開の記事は、景気対策、まだ「危機モード」で行くつもりですか?シリーズ「政界ガラガラポン」(3)です。政界ガラガラポンの第3弾です。

吉田鈴香の「世界の中のニッポン」では、みなさまから、数多くのご意見をいただいております。

私の所感をぜひご覧ください。そして、ぜひコメントをお寄せください

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2009/07/18

陽と共にあらぬ人間の時間

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

ソマリアと交信するようになって以来、しみじみ思うこと。

それは、陽が高く上っていない時間こそ、彼らの陰謀と行動とが採られる時間だということです。

陽が高いと行動は人の目に付きやすくなる。

人目につかないよう行動したい人々は、陽が高い日中の午後2時から夕方5時くらいまではひっそりとしています。そして、6時になると、バンバン撃ち合ったり、交渉開始したり。

しかし、その弊害として睡眠時間が、細切れになります。これではソマリア人は長生きできないのでは? 平均寿命が40歳というのも分かります。もちろん戦争と水、栄養の不足が主因ではありますが。

ソマリアでは、いわゆる丑三つ時は働き盛りの時間帯のようで、大事な人同士が訪ねあっているようです。それはちょうど、日本時間で新聞屋さんが配達する早朝になります。我が朝は、したがってこの3ヶ月、ソマリアのニュースで目を覚ますことになりました。

ところで、日本女性の寿命はまた延びたようです。86歳! ソマリアと比べると、枕を高くして眠る人が多いのかな?と、思ったりしています。平和であることの恩典です。

私は80歳まで現役でジャーナリストを続けるつもりでおりますが、それをおえたら、さっさと寿命を尽きてしまいたい。
眠気と戦いつつ、今も机にしがみつきながらキーボードをたたいております。

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2009/07/17

ソマリア情勢:人質を分けあうテロリスト

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

ソマリアの現状をお伝えします。

昨日早朝、アウェイスとアル・シャバーブは交渉し、人質2人を1人ずつとることにしました。アル・シャバーブは早速1人を持ち帰りました。しかし、夕方5時になって、「もう一人よこせ」と、アウェイスに言いました。

アウェイスは断りました。
アル・シャバーブは「よこさないなら攻撃する」と、言いました。

アル・シャバーブの手の中にいる人質はまだ存命のようです。

もうひとつ、動きがあります。

シャリフ大統領とAMISOMの司令官、政府軍の代理人が昨夜深夜、族長を訪れ、政治上、軍事戦略上の助言を請いました。日付をまたいで話し合いは続いたそうです。

彼らは族長が金曜日に緊急脱出する情報を聞き、そばにいてほしいと願ったそうです。大統領が自ら望んだのではなく、AMISOMの司令官が大統領を動かしたようです。暫定政府とはいえ、一国の大統領ですから、自分から言うわけがありません。

族長は、いいよ、予定を延ばすよ、と受けたそうです。

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2009/07/16

ソマリア情勢:アウェイスとアル・シャバーブの人質をめぐる対立

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

ソマリアの現状をお伝えします。

アウェイスとアル・シャバーブが人質の処遇をめぐって対立しています。

アウェイスは身代金が欲しくて拉致、監禁しています。しかし、ゴッダニをリーダーとするアル・シャバーブは、即刻亡き者にしたい。そのようにアル・カイーダのNo.2から指令が出ています。アル・シャバーブはアウェイスに引渡しを求めましたが、アウェイスはこれを拒んでいます。

アウェイスは既にフランス政府と交渉をし、300M$(300億円弱)で合意しているそうです。

アル・シャバーブはアウェイスの陣地に兵を送り、陣地の周囲を固めました。必然的に、アウェイスが篭城したような格好になっています。

もしかすると、フランス政府は二つのグループが仲たがいをすることを見越して身代金を提示したのでしょうか。

ソマリアは現在、アウェイスの陣地以外はひっそりとしています。他の戦闘に兵士を配分できるほどいない、ということでしょうか。現地のメディアもこの問題一色だそうです。皆、固唾を呑んでみています。

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2009/07/15

ソマリア情勢:フランス軍大佐、中佐を人質に

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

ソマリアの現状をお伝えします。

アル・シャバーブが、昨日(7月14日)朝7時ころ、フランス軍大佐と中佐を拉致、人質にしました。大佐と中佐は、ソマリア政府軍への研修プログラム実施のため先遣調査に来て、モガディシュ南部のホテルに滞在していました。

フランス軍は黙ってはいないと思うのですが、アル・シャバーブがどこに彼らを連れて行ったか場所の特定ができないため、救出作戦をしようにもできません。

今夕、AMISOMはアル・シャバーブを攻撃する予定です。AMISOMに仕えるソマリア人と政府軍と族長とがまもなく会合を開き、AMISOMに助言を与える手筈になっています。

小火器しかもっていないアル・シャバーブにこんなに手こずるのは、本気でソマリアをテロリストから守ろうとしない国際社会のせいだと思っています。

AMISOMは全ての武器を持っているそうで、先日の攻撃では1時間で大統領府一帯をきれいにできたのですから、要員と武器が揃っていればアル・シャバーブは身を隠すところもなく終わるはずなのです。アフガニスタンは山や洞窟がある国ですが、ソマリアは比較的平地です。

今後の行方を注視して行きたいと思います。

※AMISOMとは、ソマリア治安機構及びアフリカ連合ソマリア・ミッションのことです。

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2009/07/14

日経ビジネスオンラインにてコラム公開

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

日経ビジネスオンラインにてコラムを公開しています。

本日7月14日公開の記事は、「民主第一党でも不安。人材不足が最大の問題シリーズ「政界ガラガラポン」(2)」です。政界ガラガラポンの第2弾です。

吉田鈴香の「世界の中のニッポン」では、みなさまから、数多くのご意見をいただいております。

私の所感をぜひご覧ください。そして、ぜひコメントをお寄せください。

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2009/07/13

ソマリア情勢:AMISOM、アル・シャバーブと激突

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

ソマリアの現状をお伝えします。

昨日書いた、アル・シャバーブが大統領府を取り囲むのでは、と言う話ですが、現実になりました。

昨日早朝6時前、とうとうアル・シャバーブは大統領府を取り囲みました。そこで、AMISOMがこれを迎撃、押し返しました。午後3時、AMISOMは引き上げました。

ところが、午後5時、アル・シャバーブが攻撃を再開。

今日午前0時を回った時点で、再び大統領府を囲んでいます。

私が連絡をもらったのは、その直後です。

私は起床して間もない時間でした。

今回の戦闘で、アル・シャバーブは40人以上が亡くなりましたが、米国出身のテロリスト、アメリヒ(本ブログでも名前を書きました)が戦死しました。米国にいる彼の家族はどう思うでしょう。

シャリフ大統領は沈黙したきり、国際社会に何ら言葉を発しません。

どうやら彼は首相を交代しようとしているようです。

首相の首を代えても、意味は有りません。今、大統領がせねばならぬことは、アル・シャバーブを撃沈させるために先進国の友軍を募ること、至急にAMISOMのマンデート拡大実施を訴えること、国際社会からの外交団の周辺国派遣です。難民を乗せる船をモガディシュ港に横付けてもいいはずです。人々は家の塀の中で身を潜め、食糧も水も底をつき餓死者が出ています。

国際社会を味方につけられずに殻に閉じこもっている大統領を、大統領の力量ある人物とは誰も思いません。

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日経ウーマンネット「国際協力最前線」最新号

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

日経ウーマンネットで連載中の「国際協力最前線」最新号は、国家安全保障から文化まで紛争研究に取り組む福島安紀子さんです。

福島先生は現在、国際交流基金特別研究員で、青山学院大学・国際交流共同研究センター(JRIPEC)の研究員をしています。

ぜひ、日経ウーマンネットで連載中の「国際協力最前線」最新号で、詳細をご覧ください

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2009/07/12

ソマリア情勢:政府軍司令官の戦死

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です

ソマリアの現状をお伝えします。

昨日土曜日、政府軍の司令官、Nur Bakleが戦死しました。
非常に勇敢な人だったそうです。
これによって、政府軍はかなりの精神的ダメージ、司令塔をなくした戦略上の弱さが出てしまいました。

昨日の段階でアル・シャバーブは大統領府まで500mに近づきました。
今日(日曜日)の明け方には250mかそれ以上に接近するだろうと。このブログがアップされているときには、すっかり大統領府は取り囲まれているかもしれません。
しかし、大統領自身は大丈夫です。AMISOMが守ってくれていますから。

大統領は木曜日に帰国しました。
私は、シャリフ大統領はスーダンのバシール大統領のところに行ったきり戻らないのでは、と思っていたので少し驚きました。

そうして、戦闘は土曜日にこの上なく激しくなりました。この間、アル・シャバーブとアウェイスの仲たがいの噂もありましたが、それは間違いでした。

族長はもう逃げ込む先がなさそうです。
疲れ切った声で
「スズカが言っていた、海軍の艦長が兵士を逃がしたあとで船と共に沈む話、時々思い出すよ。でも俺は死なないよ」
と、言っていました。
だから早く出国しなさいと言ったのに。

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2009/07/08

執筆&取材のご依頼

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

問い合わせがありましたので、この場をかりて、連絡いたします。

執筆依頼&取材依頼など、筆者にコンタクトをとりたいかたは、

記事に対するコメント欄から記入し、ご一報ください(コメント欄に記入されても、内容は公開いたしませんのでご安心ください)。

あらためて、こちらから、ご連絡いたします。

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ソマリア情勢:毎水曜日が攻撃激化の日

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

ソマリアの現状をお伝えします。

今日は水曜日です。

アル・シャバーブが攻撃を激化させる日です。

アル・シャバーブは初期段階から必ず水曜日に攻撃を激化させる法則があるそうです。その代わり、月曜日は静か。

この月曜日には、モガディシュの大統領府に残っている首相以下閣僚全員に投降を呼びかけ、全員をイスラム法に則って裁判にかけて死刑にする、と宣告しました。もちろん、首相たちは受入れるわけもありません。「どうかしている」の一言でそんな呼びかけは無視です。

しかし、その「無視」がもたらす意味を、きっと、アル・シャバーブは攻撃にこめることでしょう。

ところでこのアル・シャバーブ、なぜ水曜日を攻撃デーに定めたのでしょう。

現地の噂では、占い師のインド人(夫婦)が助言をしたのだそうです。水曜日がいいと。長くて白いひげを持っている、80歳過ぎの男だとか。

ニュースはもちろん、サッカーも映画も悪いからとアル・シャバーブからメディアを禁じられている現地の人たちは、こんな噂で会話を成り立たせているのでしょうか。衛星放送のアル・ジャジーラとBBCが情報源なのだそうです。敷地内にこっそり立てたアンテナで情報を見ているソマリア人。情報は心の命脈のようです。

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2009/07/07

日経ビジネスオンラインにてコラム公開

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

日経ビジネスオンラインにてコラムを公開しています。

本日7月7日公開の記事は、「政府より強い自民党。問題は「党則」にあり」シリーズ「政界ガラガラポン」(1)です。

吉田鈴香の「世界の中のニッポン」では、みなさまから、数多くのご意見をいただいております。

私の所感をぜひご覧ください。そして、ぜひコメントをお寄せください。

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2009/07/02

ソマリア情勢:アル・シャバーブ将軍射殺

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

ソマリアの現状をお伝えします。

日本時間の今朝入った情報で、パキスタン出身のアル・シャバーブの将軍1人を、族長の配下の者が射殺しました。

パキスタン出身の将軍が2人いるのですが、そのうちの1人です。遺体とその部下2人を大統領府に突き出しました。

これによって、アル・シャバーブの戦線は大きく後退し5kmも下がったようだという話でした。兵士の数にすれば1000人分一気に亡き者にしたに等しいとか。

昨日午後1時から午後8時までかつてない激しい戦闘が続いたそうで、今日も夜明け前から現地は緊張が続いています。

昨日からシャリフ大統領はリビアでのアフリカ連合会議に出かけており、政府軍は引き気味でしたが、氏族の兵がこれを補っています。

現地時間の今日、アル・ジャジーラなどメディアを呼んで取材を受け付ける予定でいますので、まもなくメディア報道されるでしょう。

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