ソマリア情勢:治安相の暗殺は103人を道連れに
こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。
今日は日曜日なため、海外メディアもほとんどソマリアについて新しい報道を伝えていません。
ここで、国内外のメディアで報道されていないことを書きます。
18日に起きた、Minister of Securityの自爆テロによる暗殺ですが、大臣を含め103人の死者が出ています。けが人はなく、全員死亡なんです。いかに爆発がすごかったかが、これで分かります。
19日の早朝、(現地時間夜中の2時過ぎ)、現地から入った連絡では「22人死亡、23人重傷」でした。しかし、1日たってみますと、そのホテルにいた全員が爆死しました。
私が日経ビジネスオンラインで書いた「オバマ政権のアキレス腱はソマリアか?」のとおり、もう世界のテロの主戦場は、パキスタンでもアフガニスタンでもなく、ソマリアに移っています。
メディアの中で、アル・シャバーブを「ゲリラ」と表記することがありますが、それは間違いです。ゲリラは軍なので国際法の摘要がなされますが、テロリストは犯罪者ですからジュネーブ条約の適用外です。
アル・シャバーブは「テロリスト」です。ゲリラなんかではありません。
彼らは国際法の適用を受けたいためにそう名乗るかもしれませんが、それにのってはいけません。国際法と国際関係論を学んだことがないメディアが恥ずかしくもだまされているのです。
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