どうするウクライナ、ロシア
新年早々、ロシアがウクライナへのガスの供給を止め、その理由を料金滞納とロシアが発表している。
年末に私が聴いたウクライナの駐日大使の話には、ロシアへの恨み言など一切なく、「ウクライナはヨーロッパへのガス輸送の途中にあるため、輸送コストがかからない分、安く分けてもらっている」とすら語っていた。ロシアと事を構えることは国益に反するため、外交努力を持って友好関係を維持している、とも。
一部報道で、ロシアとウクライナの共同で設立した合弁企業の暗躍のために料金徴収が滞っているとか。正式取材でそんな裏話を口にするわけもないから、その報道の真偽は不明だが、エネルギーを止められればどの国も困ることを分かって供給を止めるのだから、ロシアはやはり「大国」だ。
あらゆる国が欲しがる水もエネルギーも森林も持っているロシア。なのに平均寿命が58歳のロシア。経済成長を決まった財の輸出に頼り、人的開発を怠った国のゆがんだ姿に、開発経済を学んだものとしては興味をそそられる。エマニュエル・トッドの「帝国以後」(2003年発行)を再読し始めた。
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コメント
初めまして。ロシアに関して自分なりにコメントさせていただきます。ロシアの平均寿命が58歳ということに関してですが、大きな要因としてロシア軍の戦闘という視点は的ハズレでしょうか?
ロシアは最近の国内政治的にはエリツィン大統領の時とは異なってプーチンが政権に就いてからいままで、「強いロシア」の再現を目指しているように見えます。その一環としての軍備強化(例えば、カデットの創設等)により、
様々な小規模な戦争を遂行しています。もちろん、日本国内で報道されるのはごくわずかです(代表的な戦闘は、チェチェン紛争ですか)。
そういったロシア軍の戦闘によって、比較的若い年齢のロシア人の生命が命を落としているようです。
そうした要因がロシア人の平均寿命を大きく下げているのではないでしょうか。
投稿: 梶山泰雄 | 2010/01/13 18:11